2024年最新!2級土木施工管理技術第二次検定の記述はどう変わった?
![タイトル:2級土木施工管理検定経験記述こう変わった!](https://sekokan.ch-magazine.rise-jms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/construction-management-2class-civil-2024test-2nd-title-810x456.jpg)
「令和6年度の2級土木施工管理技術検定はどう変わった?」
「令和7年度受検するから対策が知りたい!」
施工管理技術検定は、2024年4月から受検要件が変更されました。
さらに経験記述についても「見直しを行う」と提言があり、令和6年度の試験内容に注目していた人も多いでしょう。
本記事では2級土木施工管理技術第二次検定の記述問題について解説します。
令和5年度と比較して、問題量が増えるという変更点がありました。
具体的な問題を知り、令和7年度の対策を考えましょう。
令和5年度の2級土木施工管理の記述問題
令和5年度に出題された、2級土木施工管理技術検定の第二次検定経験記述は、以下の問題でした。
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![2023年度試験内容1](https://sekokan.ch-magazine.rise-jms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/construction-management-2class-civil-2024test-2nd-2023-1.jpg)
![2023年度試験内容2](https://sekokan.ch-magazine.rise-jms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/construction-management-2class-civil-2024test-2nd-2023-2.jpg)
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経験した工事に記載させる問題形式であり、例年どおりの出題形式です。
令和5年度は経験した工事の「安全管理」または「工程管理」について選択して記述する問題でした。
- 自分の経験した工事の概要
- 与えられたテーマから選択
- 課題や検討した内容と結果
これらを記載する典型的な形式でした。
令和6年度の2級土木施工管理の記述問題
土木の施工管理技術検定を実施する全国建設研修センターは、令和6年度から試験問題の見直しを発表。
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![](https://sekokan.ch-magazine.rise-jms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/09/construction-management-2024test2nd-civil-engineering.jpg)
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経験していない工事を暗記して解答する不正を防ぐため見直しを行う、という内容です。
試験問題が見直された令和6年度、以下の問題が経験記述として出題されました。
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![2024年度試験内容1](https://sekokan.ch-magazine.rise-jms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/construction-management-2class-civil-2024test-2nd-2024-1.jpg)
![2024年度試験内容2](https://sekokan.ch-magazine.rise-jms.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/construction-management-2class-civil-2024test-2nd-2024-2.jpg)
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令和5年度と同じく、経験した工事を記載する出題形式です。
設問1および2として、品質管理と工程管理の両方について問われました。
どちらも課題と対策を書く、例年どおりの問題が出題されています。
令和5年度まではテーマが2つ与えられ、そこから1つ選んで書く選択式でした。
令和6年度はテーマが2つ与えられ、どちらも記載するよう変化しました。
つまり記述テーマが1つから2つに増えたと言えます。
記述テーマが2つになったことで、問題量が増えました。
令和5年度以前よりも、問題解答に時間を要した受検者は多かったでしょう。
2級の土木施工管理技術検定以外の問題と比較
令和6年度の1級土木施工管理技術第二次検定でも、経験記述はテーマが増えました。
土木施工管理は1級も2級も、テーマを2つにして問題量を増やすのが、今年度の変更点でした。
1級は受検者の方から「時間ギリギリまで解いている人が多かった」とのコメントがありました。
さらに1級は今までのテーマに無かった「施工計画」について問われたのも、大きい変更点であったと言えます。
2級は1級と比較して、頻出テーマであった「工程管理」「品質管理」「安全管理」から2問出題されています。
このままの流れであれば、2級は来年も試験対策がしやすいでしょう。
量を書く練習は必要ですが、問題形式やテーマは例年どおりだったためです。
建築や電気工事では、土木よりも大きな出題形式の変化があり話題になりました。
- 土木:経験した工事を書かせて「施工計画」と「安全管理」のテーマで記述
- 建築:与えられた工事概要について現場作業の軽減策を記述
- 電気:制約のある条件下での「工程管理」についての記述
2級土木も1級土木も、建築や電気工事と比較すると、小さな変更でした。
とくに2級土木施工管理は出題されたテーマも例年どおりだったため、かなり変更は少なかったと言えます。
2級の土木施工管理技術検定を受けた人は、この動画のコメント欄で感想を教えてくださると嬉しく思います。
まとめ:2級の土木施工管理技術第二次検定は出題量が増えた
令和5年度の問題と比較して、2級土木施工管理技術検定は、経験記述の出題量が増えました。
建築や電気工事ほど大きな変更はなかったものの、時間内に解答するのは大変だったでしょう。
令和7年度に受検される方は、時間内に量が書けるよう対策が必要です。
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