コンクリートの混和材料って?【初心者向け】質・強度を高める混和ざい

コンクリートには、「混和材料」が入っているのをご存知でしょうか。
より強いコンクリートを作るために、混和ざい(混和材・混和剤)を材料と一緒に混ぜます。
建設業界に必要不可欠なコンクリートですが、その説明は初心者・未経験者には難しく感じますよね。
本記事では、建設業界の初心者や未経験者向けに、コンクリートの混和材料について説明しています。
難しい言葉も多いので、大事な部分を切り取って分かりやすく記事にまとめました。
コンクリートには混和材料が入っている
コンクリートの材料は、粗骨材(砂利)と細骨材(砂)とセメントペーストです。
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コンクリートの材料については、以下の記事で説明しています。
材料の知識を深めるために、あわせてお読みください。
コンクリートには、混和ざいと呼ばれる材料も使われています。
混和ざいは、正式名称で混和材料といわれます。
例えば「おでん」を想像してください。
おでんの具材には、大根やこんにゃく、たまごがあります。
しかし調味料を入れないと味がつきません。
初心者の方は、混和材料を調味料のようにイメージすると分かりやすいでしょう。
混和材料には「混和材」と「混和剤」の2種類
混和材料には2種類あります。
混和材と混和剤で、どちらも「こんわざい」と読みます。
混和材:使用量が多くて粉末の材料
混和剤:使用量が少なくて薬剤のように使う材料
使用量によって、混和材と混和剤は使い分けられます。
混和材料の代表例とその役割
混和材と混和剤の代表例を紹介します。
初心者・未経験者向けの記事のため、1つずつ挙げます。
混和材:高炉スラグ微粉末
使用量が多くて粉末の材料である、混和材。
代表例として、高炉スラグ微粉末が挙げられます。
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製鉄所で、鉄の原料である鉄鉱石を処理する高炉から排出される、粉末です。
セメントに含まれる水酸化カルシウムと反応し、硬化する性質があります。
混和材として高炉スラグ微粉末を入れると、コンクリートの強度を高められます。
混和剤:AE剤
使用量が少なくて、薬剤のように使われる混和剤。
混和剤の代表例には、AE剤が挙げられます。
英語では、Air Entraining Agentと表現されます。
日本語に訳すると、空気連行剤です。
空気を連れてくる、つまり発生させるという意味があります。
例えば砂利がたくさんある部分と、そうでない部分では強度が変わります。
AE剤で発生した微細な空気は、骨材を流動化させる役割です。
流動化した骨材は、隅々まで行き渡り、材料が均一になります。
結果として、コンクリートの強度が保たれます。
AE剤は空気のイメージで問題ありません。
小さな空気を入れて、材料をうまく混ぜる役割です。
まとめ:混和材料はコンクリートの質を高める役割
コンクリートの材料は、砂利・砂・セメント・水です。
ここに混和材や混和剤をプラスして、コンクリートの質を高めます。
代表例である高炉スラグ微粉末を入れると、強度を高められます。
混和剤:使用量が少なく薬剤のようなイメージ
代表例であるAE剤を入れると、骨材が満遍なく行き渡ります。
混和材にも混和剤にも、他の代表例はあります。
初心者・未経験者のうちは、この2つを押さえておけば問題ありません。
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