【ブルーカラービリオネア】弁護士よりも職人が高収入?日本では起きるのか?

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タイトル:建設職人は弁護士より高収入だ!ブルーカラービリオネア

「高収入=弁護士やエリート会社員」
そんな常識が、いまアメリカで崩れ始めています。

マンハッタンに住む腕利き弁護士が依頼した修理技師は、彼の時給を上回る作業を請求しました。
AIに代替されにくい技能工の仕事が高収入になっていて、ブルーカラービリオネアと呼ばれる状況になっています。

そこで本記事では、ブルーカラービリオネアについて概要を解説。
またアメリカの労働市場や、日本に置き換えた場合についても、考えをまとめました。

「日本でも職人が稼ぐようになる?」「なぜアメリカで起きているの?」
このような疑問を持つ人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

「ブルーカラービリオネア」とは?

「ブルーカラービリオネア」とは?

アメリカでは職人が引っ張りだこな状況で、思わぬ高収入を得ている人もいるそうです。
もともとホワイトカラー・勝ち組とされてきた弁護士、そしてブルーカラーと呼ばれてきた修理技師。
話題になっているのは、マンハッタンに住む弁護士が逆転を感じた以下の話です。

弁護士が自宅アパートの天井や壁に設置したオーディオシステムが故障し、業者に修理を依頼しました。
修理技師はポルシェに乗って現れ、費用は数千ドルだったそう。
※2,000ドルなら約30万円、3,000ドルなら約45万円

そもそもこの弁護士は、ウォール街の金融機関を顧客にしてきた腕利き。
報酬は1時間当たり700~1,000ドルでした。

弁護士によると、近年は時間のかかる業務をAI(人工知能)に代替した影響で、業務時間は短時間化。
そのため顧客から受け取る手数料も低下しているそうです。
修理技師の方が自分よりもいい生活をしている、と気付きました。

参考:米国で「ブルーカラービリオネア」現象 AI発展で潤う肉体労働者|NIKKEI The STYLE

AIは思考が得意で、書類や調査の多い弁護士に、多大な影響を与えています。
一方で技能工は、現場作業でありAIが代替作業することはできません

このような現象で高給取りになった技能工を、アメリカでは「ブルーカラービリオネア」と呼んでいます。

配管工にまつわるこんな話も!
マンハッタンのアパートで水道管に水漏れが発生。
2時間の作業で800ドル(約12万円)を請求されたそうです。

ブルーカラービリオネアが登場したアメリカの労働市場の現状

アメリカの労働市場の現状

アメリカでは日本の職人に相当する、配管工や自動車整備士などへの需要が高まっています。
これらはAIには代替できない、経験を積んだ技能工で、エッセンシャルワーカー。

一方で弁護士のようなホワイトカラー職の半分は、AIに置き換わるのではないか、とも。
大金持ちになるのは知識階級の人間、という常識が壊れつつあると、NIKKEI The STYLEでは述べられています。

職業訓練校の例

テキサス州の職業訓練学校では、過去1年間に入学者が20%増えたそう。
この学校では、自動車機械工や溶接工、配管工、冷暖房空調整備技師などを養成しています。
年間費用は9,000ドル。これには授業料約3,000ドルの他、寮費などを含めます。
なんと4年制私立大学の費用の1/10です。

4年制大学の卒業者

4年制大学で経営学を専攻した大学生。
2,000社に履歴書を送っても、就職先が見つからないそうです。

また理工系の学部でコンピューターサイエンスを専攻した卒業生も、苦労しているそうです。
コンピューターのコード作成はAIが担うため、仕事がない状況だと嘆いています。

最も賃金が高いブルーカラーは?

米労働省の統計によると、エレベーター・エスカレーターの設置・修理工は、最も賃金が高い状況です。
年間所得は中間値で、10万6,580ドル(約1,600万円)。
さらにこの職業の学歴は、高卒が一般的です。

日本では「ブルーカラービリオネア」は出てこないのか?

日本では「ブルーカラービリオネア」は出てこないのか?

日本もアメリカのような「ブルーカラービリオネア」の流れに続くのでしょうか?

NIKKEI The STYLEで紹介されていたのは、B to Cの仕事です。
一般的に日本の職人は、B to Bの仕事で、ゼネコンや工務店の下で働きます。
下請けの場合は、ブルーカラービリオネアは難しいのではないでしょうか。

一方でブルーカラービリオネアについてこのような意見もあります。

ちなみに軽部さんは、施工管理チャンネルにも出演していただいています。
軽部さんの語る、スーパーゼネコンの採用条件については以下の記事をお読みくださいね。

スーパーゼネコン元社員が語る採用条件「ダイヤモンドのメンタルが武器」

2025.10.02

日本では職人を取り巻く制度・構造が違うため、すぐに同じ現象が起きるとはいえません。
しかし、仕事の価値観が揺らいでいるのは共通であるといえるでしょう。

まとめ:建設職人もアメリカのように稼ぐ時代が来るのかもしれない

AIの進化はすべての仕事を奪うわけではありません。
しかしアメリカではAIに代替されやすい仕事か否かによって、収入の差が表れ始めているのも事実です。

人手不足な状況下では、豊富な経験を持った建設職人も高収入を得る存在になり得ます。
日本ではゼネコンの下請けになる職人がほとんどであり、アメリカのような現象がすぐ起きるとは考えにくい状況ですが、将来的には変わるのかもしれませんね。

この記事の内容は、以下の動画で解説しています。あわせてご覧ください。

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