異業種・未経験から施工管理への転職は増加!求人数の変化とその理由

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タイトル:施工管理の未経験転職

施工管理は、異業種・未経験からの転職が増えています。
建設業界の人手不足の影響も大きく、未経験者でも積極的に採用しているのです。

本記事では

  • 施工管理未経験求人の変化
  • 施工管理へ転職した未経験者数の変化
  • 施工管理が未経験者の転職を受け入れる理由

を解説しています。

「未経験だけど施工管理に転職してみようかな」と思っている人の背中を後押しできるデータがたくさんあります。
最後まで読んで、施工管理への転職に挑戦してください。

施工管理の未経験転職OKな求人数の変化

未経験OKの求人がどのくらい増えたか?

施工管理の求人のうち、未経験OKの求人数は増加しています。
2016年を1としたとき、2023年の未経験求人数は16.55倍です。

引用:建設業界に迫る「2024年問題」「施工管理」求人、2016年比で5.04倍に増加(2MB)|株式会社リクルート

例えば2016年に未経験OKという施工管理の求人が100件あったとすれば、2023年には1600件を超えているということです。
施工管理の未経験OKな転職求人数は、7年で大きく増えています。

求人数の増加は派遣会社の影響も大
建設業界には、技術者の派遣事業を行っている会社も多数あります。
株式会社ライズでも人材派遣として未経験者を採用しています。
もっと大きな派遣会社だと年間に数千人以上、未経験者を採用しているのです。
このような建設技術者の人材派遣の影響も相まって、未経験求人数は増えていると考えられます。

施工管理に転職した人数は全体で増加

施工管理に転職をした人数

実際に施工管理に転職した人数も、求人数と共に増加しています。
2023年にリクルートのサービスを使って、施工管理に転職をした人を2016年と比べたのが下記です。

  • 同業種:2.95倍
  • 異業種(未経験):5.44倍

施工管理から施工管理への経験者転職者数も増えていますが、それ以上に未経験からの転職者数はもっと増えています。

転職者の人数が増えた原因は?

  • 色々な転職サイトができた
  • 転職がスタンダードになった
  • 施工管理業界の流動性が上がってきた

昔は施工管理には保守的な人が多くいました。
今いる会社を出て他の会社に行くよりも、今いる会社に恩義を感じて働く人がほとんどだったのです。
しかし、転職が当たり前・流動性のある時代に変わってきています。
なので施工管理に転職した人数も増加しているのです。

未経験の施工管理転職者数は経験者よりも増加

異業種から入ってくる人数

2023年に施工管理に転職をした人のうち、経験者は2016年比で2.95倍になりました。
しかし未経験者はもっと多い、5.44倍です。

求人数の増加の要因が派遣会社と解説したように、実際の転職者数の増加の要因も派遣会社と言えます。
派遣会社では未経験者を積極的に採用しているからです。

施工管理に転職した未経験者の割合

割合

施工管理に転職する人の割合も、変化が起きています。

施工管理への転職者全体に占める未経験者の割合
2013年:22.8%
2018年:40%以上
2023年:49.9%

施工管理に転職してくる人の半分は異業種からの未経験者なのです。

未経験者でも施工管理に転職できる理由は「超人手不足」だから

建設業は超人手不足

未経験者でも施工管理に転職できる理由として、建設業の人手不足が挙げられます。
2024年4月から始まった残業規制や高齢化で、どんどん人手不足は加速するでしょう。

建設業の2024年残業規制で起きる3つのことは?労働時間に影響あり!

2024.06.13

とくに残業規制が始まったことにより、1人あたりの働ける時間は短くなりました。
しかし、会社全体の仕事量が急激に減るわけではありません。
建設業の生産性が上がらず、ITやAIで賄えていないので、人を増やすしかないという状況にあります。

もちろん経験者が欲しいのです。
しかし獲得が難しいので、未経験者を教育しながら人員の穴を埋めるのが近年の傾向です。

関東圏とそれ以外でも施工管理未経験者の割合に地域差無し

首都圏とそれ以外の割合

施工管理への転職に未経験者が増えているのは、首都圏・関東圏だけの話ではありません。
地方と比較しても、未経験求人に地域差は無いのです。

2023年の施工管理へ転職した未経験者の割合は以下の通りです。

  • 関東圏:39.4%
  • 関東圏以外:60.6%

建設投資額(建設業の市場規模)は、関東圏が1/3、関東圏以外が2/3です。
未経験者の割合と市場規模の割合は同等と言えます。
よって、施工管理へ転職する未経験者の割合は関東圏とそれ以外の地域差は無いと言えるのです。

大企業でも中小でも施工管理未経験者を採用

大企業と中小企業の状況

施工管理への転職に未経験者が増えているのは、大企業と中小企業どちらにも当てはまります。

企業規模別の未経験者受け入れ状況
300人未満:60.7%
300~1,000人未満:9.6%
1,000人以上:29.7%

小規模な企業は未経験者の教育ができないから大企業だけの話では?と思われる、未経験者の転職。
しかし未経験者の6割が300人未満の企業へ転職しています。
大企業でも中小企業でも、未経験者の転職を受け入れているのです。

まとめ:施工管理への転職は未経験でも大歓迎

施工管理への未経験からの転職者数は近年で増加しています。

施工管理に転職する未経験者

  • 未経験求人数16.55倍(2016年比)
  • 実際に転職した未経験者数5.44倍(2016年比)
  • 施工管理転職者全体に占める未経験者の割合49.9%

※2023年の転職者数

派遣会社の影響、人手不足など、様々な要因が考えられます。
施工管理への未経験からの転職は当たり前の風潮と言えるのです。
未経験からの施工管理に興味・関心がある方はこちらからご連絡ください。

この記事の内容は、以下の動画で解説しています。あわせてご覧ください。

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