地方・田舎で働くなら土木の施工管理がおすすめな理由3選!給与も雇用も安定◎
「田舎へ帰って働きたいけど働き口がない」
「地方で施工管理の資格は活かせるだろうか?」
地方や田舎へ移住するとき、働き口の確保は重要なポイントです。
本記事では、地方や田舎で働く人に「土木の施工管理をおすすめする理由」として下記の3つを紹介します。
あなたが地方・田舎への移住を考えているのであれば、給与も雇用も安定している土木会社はおすすめです。
その理由を深く知るために、ぜひ最後までお読みくださいね。
地方・田舎で働くなら土木の施工管理
地方や田舎で働くなら施工管理がおすすめです。
施工管理の中でも、土木の施工管理を強くおすすめします。
群馬県にある実家のまわりには、建設会社で働く知人が多くいます。
彼らの話からも「土木の施工管理が良い」と強くおすすめできます。
その理由は下記3点です。
- 給与が良い
- 需要が安定している
- 職場環境がおおらか
それぞれの理由を具体的に説明します。
地方・田舎で土木の施工管理がおすすめな理由①:給与が良い
地方や田舎の土木会社の施工管理の場合、給与は比較的良いのが特徴です。
東京と比較すると、地方の最低賃金は低く、そのため給与が低い設定になっています。
例えば令和6年度の最低賃金時間額は東京で1,163円に対して、一番低いのは秋田県で951円です。
出典:厚生労働省|地域別最低賃金の全国一覧
しかし土木会社で働く人の給与は、地方で働く人たちの中では相対的に高いのが現状です。
理由は基本的に公共工事を請け負っているから、と言えます。
公共工事はお客さんが役所です。
役所の工事発注価格は「予定価格」と呼ばれています。
この予定価格は公に決められた適正な価格です。
民間企業のようにコスト競争は激しくありません。
役所は適正価格で発注してくれるので、落札率90%以上で入札するのが実態です。
例えば役所が1億円の予定価格で発注をかけてきたら、9,000万円以上で入札します。
適正な金額に対しての90%以上で入札すると、それなりの利益を確保した金額で受注可能です。
民間から受注する建築は相見積もりや過激なコスト競争で安くなりがちですが、土木は違います。
適正な金額で受注できれば、社員にも給与で還元でき、施工管理の給与が高くなるのです。
地方・田舎で土木の施工管理がおすすめな理由②:需要の安定性
地方や田舎は少子高齢化で人口が減っていきます。
人口が減ると産業が無くなり、働く場所が無くなりますよね。
しかし土木の施工管理であれば、仕事の需要が安定して見込めます。
地方在住の若者は、中核都市や東京・大阪などに移住します。
働き口がないからです。
人口が減ってもインフラ整備は必要です。
新しく工事をすることはなくても、老朽化や災害などの整備は需要があります。
公共工事がなくなることはなく、急激な需要低下は起きにくいと言えます。
国としても国土強靭化でインフラ整備を推進しています。
産業がない地方でも公共工事には需要があり、仕事が継続的に見込めるのです。
地方・田舎で土木の施工管理がおすすめな理由③:おおらかな職場環境
田舎でやると取引業者が固定されがちなため、職場環境がおおらかになります。
- 一緒に工事する下請け業者
- 道路規制で連絡を取り合う警察官
- 配慮すべき住民
これらがどれも顔なじみになり、仕事がやりやすいのが地方施工管理の特徴です。
ギスギスした単価交渉もなく、ツーカーのやり取りがほとんど。
地方や田舎へ行くと、このような先端技術を使っていないケースも多くあります。
覚えるのが大変であったり、通信環境が整っていなかったりするからです。
そのため小難しい・面倒くさい仕事も減ります。
もちろん地方や田舎がおおらかな職場環境であることは、村社会の大変さの裏返しです。
しかしアットホームな環境で、落ち着いて働けると言えます。
まとめ:地方・田舎での土木施工管理は給与も安定も◎
地方・田舎で働くなら土木施工管理がおすすめな理由を説明しました。
- 給与が良い
- 仕事が継続的に見込める
- 職場環境がおおらかである
長期で見込める仕事と高い給与は、今後のライフプランを考える上でも重要なポイントです。
公共工事を行う土木会社は地方にもあるので、田舎へ移住する際の転職先候補におすすめできますよ。
この記事の内容は、以下の動画で解説しています。あわせてご覧ください。