国土交通省の係長クラスの待遇は?工事を検査する側の月給・年収を計算
国土交通省では、社会人経験者を対象に「係長級(技術系)」の中途採用を行っています。
今回募集されていたのは、関東地方整備局の技術系係長職です。
担当するのは、道路・河川などの社会資本整備に関する調査や計画、監督、公物管理など。
いわば、インフラ整備の現場を支える中核ポジションといえるでしょう。
そこで本記事では、国土交通省の係長級の仕事内容や管轄区域、さらに給与・年収の目安などについて分かりやすく解説します。
公務員の安定・高待遇なイメージに対し、意外にも30代前半で、年収500〜600万円と控えめな印象です。
「国の仕事がやってみたい」「インフラに関わりたい」と思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
最新の国土交通省の採用情報は、以下のページを参考にしてください。
参考:採用・キャリア情報|国土交通省
国土交通省の係長募集の概要・仕事内容

募集されていたのは、関東地方整備局(国土交通省の関東支店のような場所)です。
令和7年度の求人で、技術系係長級の募集が出ていました。
港湾・空港分野を除く社会資本整備の推進に関する、
調査・計画・施工監督・公物管理などを担当する係長相当職員。
工事発注後の現場監督や積算、調査、計画などの一般的な技術職の業務内容です。
関東地方整備局の管轄区域には、以下の都県が含まれます。
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 山梨県
- 長野県
管轄区域に関東地方外が含まれるのは、主に河川の影響が考えられます。
川の上流と下流で地方が違ったとしても、河川は分割して管理できませんよね。
採用後は、一般職の国家公務員(係長相当職)になります。
詳しい内容は、以下の受験案内にも書かれているので、参考にしてみてください。
参考:令和 7 年度(第4回)国土交通省関東地方整備局選考採用試験(社会人経験者・係長級(技術))受験案内|国土交通省
国土交通省の係長の待遇は?

国土交通省は国の仕事のため、給料や休暇事情が気になる人もいるでしょう。
実際に待遇面は、どうなっているのでしょうか?
給与:国土交通省の係長級の場合
受験案内によると、採用後の給与は、同等年次の職員(新卒入省)に合わせるそうです。
つまり経験年数を考慮した給料がもらえます。
さらに給与は採用前の経歴も考慮し決定。
しかし国土交通省の勤務時間は、1日あたり7時間45分。
8時間勤務ではありません。
前職が8時間/日勤務で月給30万円だったとしても、
7.75時間/日のため、30万円もらえるとは限らないでしょう。
休暇:国土交通省の係長級の場合
原則として、土日祝日は休みです。
有給休暇も年に20日あり、一般的な企業と同等といえます。
さらに病気休暇や介護休暇もあります。
ボランティアや病気に使える休暇は、中小の民間企業には馴染みがありませんよね。
ただしこれらの休暇中に給料が出るのかについては、明記されていません。
国土交通省の係長級では、月給・年収いくらになるのか?

経験年数を考慮した給与がもらえるとして、実際の年収はいくらを想定しているのでしょうか?
受験案内には、一例として月給29万3,640円が挙げられていました。
これには超過勤務手当(10時間/月)を含みます。
このほかに勤務地によっては、地域手当(0〜20%)や住居手当などの各種手当が加算されます。
各種手当がある点がポイント
民間で施工管理を9年間経験した人を想定すると、ちょっと安く感じる人もいるでしょう。
ただしこれは各種手当加算前。
地域手当は物価の高い都心部で適用されると考えられ、仮に基本給を25万円とした場合は、5万円程度の手当がもらえる計算です。
また住居手当も一定額以上の場合は、28,000円/月の支給。
年間に約33万円の住居手当がつくと考えられます。
これらの地域手当と住居手当がもらえるとしたら、年間に93万円(およそ100万円)の計算です。
年収例
採用後の年収例として、受験案内には以下の記載がありました。
| 年収 | 年齢 | 採用年数 |
|---|---|---|
| 489万円 | 33歳 | 採用2年目 |
| 506万円 | 35歳 | 採用4年目 |
この年収も、地域手当と住居手当が入っていない計算です。
そのためこれらの手当を計算した場合、33歳で約589万円だと考えられます。
35歳の場合は606万円程度となり、あまりもらえない感覚の人もいるでしょう。
しかし残業時間の少なさや土日祝日に休めると考えると、魅力はあります。
まとめ:国土交通省の係長級の待遇は年収500〜600万円か
国土交通省の係長級(技術)は、社会資本整備の調査・計画・施工監督などを担当する技術職です。
関東地方整備局の場合、関東だけでなく山梨県や長野県も管轄しており、河川など広域インフラの管理に関わります。
給与は経験年数を考慮して決定され、32歳の例では月給約29万円。
地域手当や住居手当を含めると、30代前半で年収500万〜600万円程度が想定されます。
民間の施工管理職と比べると給与水準はやや控えめな印象です。
しかし土日祝休みや安定した雇用など、公務員ならではの働き方に魅力を感じる人もいるでしょう。
インフラ整備に関わる仕事に興味がある人にとって、国土交通省の係長級採用は有力な選択肢の一つになりますよ。
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