20代の地場ゼネコン若手社員の1日|ホワイトな環境の働き方って?

建設業界に対して、ブラックなイメージを持っていませんか。
群馬県の地場ゼネコンである沼田土建で働く山口さんは、ICT施工の活用により効率的かつホワイトな働き方を実現しています。
現場でのKY活動や朝礼から始まり、確認作業や写真撮影の合間で書類作成。
ずっと現場で確認作業を行わなくていいので、書類作成も定時時間内に終わります。
最先端技術の導入が、ホワイトな職場環境作りに大きく貢献。
本記事を読むことで、山口さんのスケジュールを中心に、20代地場ゼネコン若手社員の活躍例が分かりますよ。
沼田土建で働く山口さんは、2億円近い工事を20代技術者の2人で担当していると言います。
若手技術者がこのような状況で施工を担当できる理由は、以下の記事でご確認ください。
20代のゼネコン若手社員の1日:午前編
砂防の現場があるとき、ゼネコン若手社員である山口さんはどのように1日を過ごしているでしょうか。
午前中のスケジュールは以下のとおりです。
現場でのKY(危険予知)活動や、朝礼などを行ってから施工する、一般的な流れです。
ICT施工により、丁張などの作業は不要。
そのため現場の確認や写真撮影の合間で、書類作成業務が行えます。
工事を始める前に、基準の高さ・位置を示す作業です。
地面に杭を打ち、水平板を取り付けます。
現場へ出入りする作業員は、山口さんらを含めて6~7名。
最盛期でも10名程度です。
- 重機オペレーター
- 型枠工
- 土工
このような作業員で構成され、顔見知りも多い現場です。
沼田土建のICT活用術で説明したように、重機を所有する協力業者がいます。
ICT施工のパターン化ができている協力業者と、新技術を活用して施工しています。
20代のゼネコン若手社員の1日:午後編
昼休憩が終わると、昼礼で作業内容を確認します。
そのあとは午後の作業に入ります。
午後も午前中と同じく、現場の確認や写真撮影の合間で、書類作成業務が可能です。
夕方になれば終業前点検を行い、17時前には現場事務所へ戻り、帰宅します。
18時には家に着いているケースもあり、平日にも自分の時間を確保できます。
10年前と比較すると確認作業が少なくなった、と山口さんは言います。
これもICT施工の効果です。
ずっと現場にいなければならない確認作業が減りました。
また工事写真もスマートフォンで撮影するので、離れた場所にいても確認が可能。
1人の技術者が現場に常駐し、異常時はスマートフォンで写真を撮影します。
離れた事務所にいる別の作業員へ写真で報告でき、状況確認がより簡単になりました。
撮った写真は、自動写真整理機能があるソフトで管理します。
工種ごとに自動でフォルダ分けする機能です。
このような便利なツールを使うことも、2人で2億近い現場を動かせる一因になっています。
20代のゼネコン社員が土木施工管理技士一発合格した勉強法
山口さんは、1級土木施工管理技士を取得しています。
20代で取得するために、どのような勉強をしてきたのでしょうか。
- 最初の4ヶ月:週2~3日に1時間ほど参考書で勉強
- 参考書で土木用語を暗記
- 残りの2ヵ月:ほぼ毎日2~3時間ほど過去問を解く
- 経験記述は先輩や上司へ提出
経験記述は答えが無いので一番重要であった、と山口さんは言います。
答えが無いからこそ、自分の記述が「合っている」と勘違いしてしまう可能性があります。
経験記述は上司にチェックしてもらっていたそうです。
施工管理検定は、2024年度から試験内容が変わりました。
経験記述が変わっているので、以下の記事も参考にしてください。
これから建設業・ゼネコンを目指す若手技術者へ伝えたいこと
山口さんも28歳でまだ若手技術者ですが、同じような若手へ伝えたいメッセージをくださいました。
若手が求められているためです。
ぜひ会社や業界に求められる人材を目指してください。
若手技術者のために、施工管理検定の年齢制限は無くなりました。
また、国土交通省の入札でも、若手技術者の活用は加点対象となります。
山口さん自身の工事案件も、「技術者育成型」の入札条件で加点されました。
若手は貴重な人材で優遇されています。
資格を取得し自分で現場運営ができる人は、貴重な人材です。
若手技術者も努力し、建設業界をさらに盛り上げていきましょう。
まとめ:20代の若手技術者は地場ゼネコンでホワイトな働き方をしていた!
群馬県の地場ゼネコン、沼田土建に勤務する山口さんにお話を聞きました。
1日の流れから分かるように、ICT施工を活用し、現場での省人化に成功しています。
そのため残業もほぼゼロで、平日も自分の自由時間が作れます。
1級土木施工管理技士を取得できた点も、職場環境の良さが影響しているかもしれません。
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この記事の内容は、以下の動画で解説しています。あわせてご覧ください。