重機女子オペKaoriさんに聞いた!残業・休み・スケジュール・収入について紹介

「重機オペに興味がある」
建設業は男性が多い世界なので、興味があってもなかなか一歩を踏み出せない女性が多くいます。
そこで本記事では、建設業界で働く女性として、重機女子オペのKaoriさんを紹介します。
Kaoriさんは高校までは吹奏楽部で、建設業界にはまったく縁がありませんでした。
しかし重機に一目惚れし、業界に飛び込んだ、かっこいい女性です。
建設業界を目指したい女性には、勇気づけられる内容です。
残業や収入についても教えていただいたので、ぜひ最後までお読みください。
重機女子オペKaoriさんのプロフィール
重機女子オペであるKaoriさんは、長野県出身で現在は東京都内在住です。
結婚後子育てしながらパートで働いていたとき、重機に一目惚れし資格を取り、重機歴は10年になりました。
運転する重機はユンボ(バックホー)で、現在は独立し一人親方です。
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ちなみに、2児の母親でもあります。
重機オペの仕事について
Kaoriさんは重機女子オペとして、建築や土木の工事現場に入ります。
土木工事で河川に行ったり、建築工事で根切りをしたりします。
建物の基礎を作る前に、地盤を採掘する工事をいいます。
地面を掘り下げ、基礎コンクリート打設ができる状態にします。
都内在住のため、仕事も東京都がほとんどです。
狭いところの根切りが多く、重機もすれすれで旋回させます。
Kaoriさんは狭い場所での重機操作に慣れています。
そのため、ペットボトルのキャップをユンボのバケットで開けられるほどの凄腕です。
重機女子オペとして一人親方になった理由
Kaoriさんが一人親方になったのは、2021年。
社員だとやることが限られてしまう、と思い独立しました。
自分のチョイスで現場を取るだけでなく、経理や営業も1人でやるスタイルに魅力を感じていたと話すKaoriさん。
もちろん不安もありましたが、ユンボのスキルを上げたい一心でした。
重機女子オペとして一人親方の道を選び、仕事も途切れることなく続けられています。
重機女子オペの仕事の取り方はSNS
Kaoriさんの営業手段は、SNSです。
仕事の半分ほどが、SNSでの繋がりによるものだと話します。
SNSで発信している会社であれば、ある程度の信頼が置けます。
社長の顔や名前、社風が分かるのがメリットです。
さらにほぼ営業活動しなくても、繋がったご縁で仕事ができています。
重機女子オペKaoriさんの1日の労働時間
Kaoriさんは、常用で1日に8:00~17:00まで8時間働きます。
残業がある現場ではできる限り対応するものの、大抵は8時間労働です。
月に25日ほど働きます。
基本は日曜日のみ休みです。
週休2日の流れもありますが、収入が減るのもあり土曜日も働く、とKaoriさん。
まわりでも土曜日の仕事を探している人は多く、1日あたりの単価があがらないと週休2日は厳しいと話しています。
重機女子オペKaoriさんは、仕事の日は8時間、月に25日ほど働いています。
さらに2児の母親でもあるため、日曜日に家事や病院、事務作業をすべてこなしている状況です。
重機女子オペKaoriさんの1日の流れ
Kaoriさんに、1日の流れをお聞きしました。
現場まで2時間かかる日のスケジュールです。
時間 | 内容 |
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4:00 | 起床 |
5:30 | 出発 |
7:30 | 現場到着 |
8:00 | 朝礼・(ダンプ到着次第)餌作り・作業 |
10:00 | 小休憩(現場による) |
12:00 | お昼休憩 |
13:00 | 打ち合わせ(職長の場合)・作業開始 |
15:00 | 小休憩(現場による) |
17:00 | 現場終了 |
19:00 | 帰宅 |
※餌作り・・・ダンプで運ぶ土の準備をすること
ダンプは1日で回転したい回数が決まっているので、1回目を早く積むために急ぎます。
また小休憩は現場次第。
お昼の休憩は、きっちり1時間取れるので、しっかり休みます。
駐車場の有無や費用によっては、電車で行きます。
しかし2時間の運転でも、唯一の休憩時間となっていると話してくれました。
重機女子オペの年収
重機オペは、女性でも稼げる仕事です。
年収は、男性の平均年収以上。
さらに重機オペ女子のKaoriさんは一人親方なのもあって、+αで稼げる点も魅力だと話します。
まとめ:重機女子オペのKaoriさんは仕事を楽しんでいる!
重機女子オペとして、一人親方で奮闘するKaoriさんを紹介しました。
仕事の日は8時間しっかり働き、さらに休みは日曜日だけ。
それでもKaoriさんは重機と楽しく仕事をしています。
気になる人は、ぜひKaoriさんのInstagramもチェックしてみてくださいね。
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