未経験・新人向けに解説!施工管理って何をする仕事?誰でもできるの?
「未経験だけど施工管理に挑戦できる?」
「新人歓迎といわれたけど、具体的な仕事内容が想像つかない」
就職や転職で施工管理に興味を持った人の中には、このような疑問を抱く人もいるでしょう。
求人票には【未経験歓迎】と書かれたものも多くありますが、知識がなければ不安になるのは当然です。
そこで本記事では施工管理を知らない新人・未経験者向けに、以下の内容を解説しています。
- 施工管理が向いていない人の特徴
- 施工管理の仕事内容
- 新人が任される施工管理業務
施工管理業務には、新人でも任される仕事があります。
いざ飛び込んでみて「なんか違う」なんてならないよう、今のうちに予習してみましょう。
施工管理が向いていない人の特徴

初めて施工管理業務に挑戦するとき、「自分には向いているかな?」と不安になりますよね。
ここではおすすめする・向いている人ではなく、向いていない人の特徴を紹介します。
- 朝が弱い
- マルチタスクが苦手
- 外仕事が嫌い
- 1人で黙々と仕事をしたい
- アナログで仕事をしたい
朝が弱い人には施工管理が向いていない
建設業の現場は、ほとんどが外です。
そのため施工管理は外で行う仕事であり、明るい時間帯が勝負。
朝が弱くて起きられない人は、施工管理が向いていないといえます。
建設業では、始業時間が午前8時からのケースも多々あります。
通勤時間を考慮すると必然的に朝が早くなるため、早起き必須となるでしょう。
マルチタスクが苦手な人には施工管理が向いていない
例えばビルやマンションを作る建築工事では、さまざまな工事が並行して動きます。
コンクリートの打設、壁や床などの内装、配線・電気工事、このような工事が干渉しないように進められます。
さらに施工管理で行うのは、品質や安全、工程などさまざまな管理業務。
つまり工事・管理の種類がさまざまであり、それらが同時に動いていきます。
同時進行で複数の仕事を進めなければならないため、マルチタスクが苦手な人には難しい環境です。
外仕事が嫌いな人には施工管理が向いていない
建設業は野外で行う仕事が基本。
「クーラーの効いた部屋で仕事がしたい」という人には、施工管理をおすすめできません。
1人で黙々と仕事をしたい人には施工管理が向いていない
建設業はチーム仕事です。
施工管理には、現場で手を動かしている職人や、発注者や関係者とのコミュニケーションが求められます。
1人で黙々と作業を進めていくスタイルが好きな人には、施工管理は向いていないでしょう。
アナログで仕事をしたい人には施工管理が向いていない
施工管理には、デジタル業務も求められます。
施工写真を管理したり、品質・出来形を管理したりするには、ソフトやツールを使う必要があります。
現場には出るけど、パソコンを使う仕事もたくさんあるのが施工管理。
デジタル化が進んでいるため、アナログで仕事をしたい人には、向いていない仕事です。
施工管理が向いていない人の特徴については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
「本当に挑戦していいのかな?」なんて迷う人は、ぜひ読んでみてくださいね。
新人でも知っておくべき施工管理の仕事内容

そもそも施工管理の「管理」には、どのような意味があるのでしょうか。
以下の5つの管理を紹介します。
- 出来形管理
- 品質管理
- 安全管理
- 工程管理
- 原価管理
これらの管理業務は具体的にどんなものなのか、新人に任されるケースはあるのか、を解説しますね。
出来形管理とは?
出来形(できがた)管理は、品質管理の中によく含まれます。
できたものの形を管理することを指しています。
例えば以下のような直方体をコンクリートで作るとしましょう。
設計どおりにぴったりとは作れないため、実測し規格値以内(画像の場合は±5mm)に収まっているか確認します。
この仕事が、出来形管理です。

実測したり、その値をソフトに入れてグラフ表示させたりする仕事は、新人にも任されます。
品質管理とは?
品質管理とは出来上がったものに対して、一定の品質を保っているかを管理する仕事です。
先程の直方体のコンクリートを事例に上げると、「基準どおりの硬さがあるのか?」という検査が必要です。
検査そのものは専門業者がいますが、そのデータ整理は施工管理の仕事です。
新人の場合でも、検査立会やグラフ化など任されるでしょう。
安全管理とは?
働く人や環境を適正に守るのが、安全管理です。
事故やトラブルを防ぎ、安全第一で作業を進める環境づくりをします。

安全管理のチェックリスト確認のような仕事は、新人でも任されるでしょう。
工程管理とは?
建設業では工程を守るよう厳しく求められます。
この工程を管理し、工期どおりに作業を終わらせるように計画・確認するのも施工管理の仕事です。
例えば開通日が決定した高速道路や入居日があるマンションなど、工期を遅らせるわけにはいきませんよね。

工程表のチェックやデータ取りなどは、新人でも任される仕事です。
原価管理とは?
工事にかかるコストや予算を管理するのを、原価管理といいます。
工事費は、材料費・労務費・機械費用(機労材)で構成されます。
さらに各種経費として、現場監督の人件費や、仮設用フェンス・足場などの費用も必要です。

新人の施工管理業務で原価管理をすべて任されることはありません。
しかし一部の数量を算出する、材料の発注をするなどの仕事は任されるでしょう。
施工管理の仕事である「管理」については、以下の記事でもっと具体的に解説しています。
詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
新人の施工管理がやる仕事

「たくさんの管理があるけど、もっと具体的な業務を知りたい」と思う人もいるでしょう。
そこで新人に最初に任される仕事として、次の4つの業務を紹介します。
- 工事写真の撮影・管理
- ラジオ体操や朝礼・昼礼の準備と進行
- 測量や墨出し
- 安全書類の作成・管理
建設業界が初めての人でもできる、簡単な業務もあるんですよ。
工事写真の撮影・管理
工事現場では、問題なく施工できている証明として、工事写真を撮らなければなりません。
施工中の写真を残せば、完成後に見えなくなる部分でも「工事した」と分かります。
新人のうちは工事写真を撮り、分かりやすく整理する仕事を任されます。
ラジオ体操や朝礼・昼礼の準備と進行
ほとんどの工事現場では、ラジオ体操をして朝礼をし、昼食後には昼礼があります。
これらの段取り・準備は、新人に任される施工管理業務です。
例えばラジオ体操を流すためのラジカセを持ってきたり、朝礼・昼礼で使う資料を印刷したりする仕事が任されます。
測量や墨出し
工事前に現地の地形を調べたり、図面に書かれた壁や照明などの位置を現地で示したりする作業です。
図面を読む勉強になるため、新人がよくやる仕事の1つになっています。
もう1つの作業である「安全書類の作成・管理」については、以下の記事でも解説しています。
未経験・新人の施工管理がやる仕事内容がもっと具体的に分かるので、ぜひお読みください。
元請・下請の施工管理の違い

施工管理の業務内容について、そして新人でもできる仕事があることが分かっていただけたでしょう。
この施工管理業務、元請と下請でも少し内容が変わってきます。
具体的な違いは、次の5つです。
- 専門性
- 業務範囲
- 職人との接点
- 現場の労働環境
- 資格
新人で施工管理業務を始めたものの「なんか違う……?」なんてならないよう、元請と下請の違いについても知っておきましょう。
専門性と業務範囲
そもそも元請と下請には、以下の違いがあります。
| 下請 | エキスパート |
| 元請 | オールラウンダー |
元請業者の場合、ビルや橋のような構造物の建設を一式で受注します。
例えばマンションであれば、基礎工事や鉄筋工事、コンクリート工事、内装工事とさまざまな工事が必要です。
つまり元請の施工管理では、これらの工種の知識・技術を覚えなければなりません。
一方で下請業者の場合は、これらの工種をそれぞれ受注する形です。
例えば内装工事であれば、元請業者は内装工事専門会社に発注します。
この内装工事専門会社が下請であり、エキスパートとして施工管理しなくてはなりません。
職人との接点
さらに職人との接点も、元請・下請で変わります。
現場で実際に手を動かすのは職人です。
そして職人とのやり取りは、エキスパートである下請のほうが関与します。
現場の労働環境
働く環境は、元請次第です。
休憩所や仮設トイレの設置、工程、休日なども、元請が考えます。
図面や書類のやり取りとして、情報共有ツールを導入している現場では、元請が使っているものに合わせます。
資格
必要とされる資格も、元請と下請で違いがあります。
下請であれば2級施工管理技士でほとんどの仕事ができますが、元請であれば1級施工管理技士が必要です。
元請・下請施工管理の違いは、以下の記事でも説明しています。
新人・未経験者向けに解説しているので、もっと詳しく知りたい人は読んでみてください。
まとめ:施工管理は現場を調整する役割
施工管理では、作業員の安全を第一に、工期を守って構造物を完成させる環境を整えます。
さらに「できたものの品質は良いか」「コストどおりに作れているか」なども管理しなくてはなりません。
外仕事でありコミュニケーションも必要となるため、それらが苦手な人には難しい職場環境です。
ただし必要な工事の知見は、現場で少しずつ身につけられるので、新人・未経験でも安心してくださいね。
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