発注者支援業務とは?国土交通省やネクスコの発注者側をサポートする仕事!

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タイトル:発注者側で働く仕事に興味ありますか?

「建設業界に興味はあるけれど、現場仕事は体力的に自信がない。」
「施工管理や現場監督とは違う、オフィスワークが中心で、ワークライフバランスのとれる仕事はないのかな?」

建設業界でのキャリアを考えながらも、一歩踏み出せない人もいるでしょう。
「発注者支援業務」の働き方が、その悩みを解決するカギになるかもしれません。

本記事ではまだあまり知られていない発注者支援業務について説明しています。
具体的な業務内容や働き方の特徴、そして「未経験でも挑戦できるの?」「資格は必要?」といった疑問まで、解決できます。

キャリアプランに、新しい選択肢がきっと見つかりますよ。

発注者支援業務とは

発注者支援業務とは?

「発注者支援業務」この言葉を初めて聞く人もいるでしょう。
これは、公共工事の発注者を支援する業務です。

具体的には、以下のような組織が発注者です。

  • 国土交通省
  • NEXCO(東日本・中日本・西日本高速道路株式会社)
  • 都道府県や市町村などの地方自治体(県庁、市役所など)

これらの発注者が行う公共工事をサポートします。
分野は土木で、道路・橋・下水道などです。

土木工事の業務内容

  • 設計:工事の計画や図面作成
  • 予算計上:工事に必要な費用の算出
  • 入札・工事会社決定:工事業者の選定
  • 施工中の確認・検査:工事が計画通りに進んでいるかの確認や品質検査
  • メンテナンス:完成後の維持管理

公共工事は多くのプロセスを経て進められます。
発注者である役所の職員だけでは手が回らない部分も出てきます。

この手が回らない部分に、専門的な知識や技術でサポートするのが発注者支援業務です。
建設業界の中でも、ニッチながら非常に重要な役割を担う仕事といえます。

株式会社ライズが運営する発注者支援業務ナビMAGAZINEでは、歴史や業務内容を紹介しています。
あわせてお読みください。
発注者支援業務はいつから始まった?その成り立ちと用地補償業務の仕事内容も解説!

発注者支援業務チャンネルについて

発注者支援業務チャンネルを始めた理由

発注者支援業務チャンネルは、業務の魅力や仕事内容を発信するために、株式会社ライズによって運営されています。

発注者支援業務チャンネルについて!
チャンネル開始時期:2021年(施工管理チャンネルと同時期)
動画投稿数:約200本(2025年3月現在)

株式会社ライズは創業から30年以上、発注者支援業務に関わっており、代表の岩井氏も創業前から長年この業務に携わってきました。
現在もライズには約60名の社員が発注者支援業務に従事しています。

長年の経験と知識を活かして、一般にはあまり知られていない仕事の魅力を伝えることを目的にチャンネルがスタート。
おすすめ動画をいくつか紹介します。

チャンネル登録もよろしくお願いします。
発注者支援業務チャンネル

発注者支援業務の4つの特徴

発注者支援業務の特徴

「施工管理とは違うの?」
「建築の監理業務との違いは?」
発注者支援業務を知らない人は、このような疑問もあるでしょう。

建築には発注者支援業務がありません。
管理(タケカン)と監理(サラカン)の違いを解説した記事で、土木にのみ発注者支援業務があると説明しています。

管理(タケカン)と監理(サラカン)の違いを解説!設計施工や土木の場合はどうなる?

2024.08.27

一般的な建設現場の仕事とは異なる、発注者支援業務の特徴を以下に示します。

発注者支援業務の4つの特徴

  • 勤務場所は発注者の事務所内
  • デスクワークが多い
  • 残業が少ない
  • 土日祝日が休み

発注者支援業務の特徴①:勤務場所

発注者支援業務では、雇用元である自社のオフィスでは勤務しません。

  • 国土交通省の事務所
  • NEXCOの事務所
  • 県庁

発注者の事務所内で働くケースがほとんどです。
職員と一緒に、支援者の立場で仕事を進めます。

発注者支援業務の特徴②:デスクワーク

民間の現場監督は、毎日のように現場へ行きます。
しかし発注者支援業務では、現場に出るときもありますが、基本的にはデスクワークが中心です。
事務所内で発注者の業務をサポートします。

発注者支援業務の特徴③:残業

発注者である役所の勤務形態に準じます。
そのため残業は比較的少ない傾向にあります。

発注者支援業務の特徴④:休日

土日祝日は休みです。
残業と同じく、役所内で勤務するためです。

発注者支援業務に関するQ&A

発注者支援業務について理解を深めるために、よくある質問を紹介します。
必要な資格と、実際に働いている人についてです。

Q①:必要な資格は?

以前は2級または1級の土木施工管理技士の資格が必須でした。
近年ルールが改正され、未経験者や資格がない方でも携われる業務が増えています。

施工管理技術検定は、2024年度よりルール改正がありました。
受検要件も変わったので、未経験からも挑戦できる資格になっています。

【2024年4月~】施工管理検定の改正!これを見れば分かる5つのポイント

2024.07.02

Q②:株式会社ライズで発注者支援業務に従事している人は?

株式会社ライズでも、20代の若手社員が発注者支援業務で活躍しています。
残業の少なさや土日休みの点から、ワークライフバランスを保ちやすい仕事です。
ぜひこれを機に発注者支援業務についても知ってください。

詳しい業務内容や働く社員の声は、発注者支援業務チャンネルで発信しています。

まとめ:発注者支援業務とは公共工事をサポートする仕事

発注者支援業務は、私たちの生活に不可欠なインフラを整備する公共工事に関わります。
発注者側からサポートするニッチさがあり、非常にやりがいのある仕事です。
未経験・資格なしでも始められるので、興味をもってもらえると嬉しく思います。

発注者支援業務チャンネルでは、仕事の詳しい内容や魅力を、経験豊富なスタッフが分かりやすく解説しています。
この分野に興味を持たれた人は、ぜひチャンネルをチェックしてください。
発注者支援業務チャンネルはこちらから!

この記事の内容は、以下の動画で解説しています。あわせてご覧ください。

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